第57回UV/EB技術入門講座基礎編(2025/07/23)


第57回UV/EB技術入門講座基礎編

期  日:2025年7月23日(水)9:30~17:20
     開催形式:オンライン(ZOOMシステム)による講演

主  催:一般社団法人ラドテック研究会

<プログラム>                                      (敬称略)

9:30~10:30「UV硬化技術総論」京都工芸繊維大学 松川 公洋
紫外線硬化技術に関わる光架橋反応として、光ラジカル重合、光カチオン重合、チオール-エン反応を説明し、これらに必要な材料、装置について概論する。これら硬化技術より展開される機能性コーティングへの応用についても紹介する。
10:30~10:40  休憩  ―質問・交流ルーム―

10:40~11:40「光重合開始剤 -その種類と特性について-」IGM Resins 太田 宏史
光重合開始剤はUV硬化技術の中で欠くことのできない重要な構成要素の一つとしてあげられる。その種類や特性、そして現在抱えている問題や開発品について説明する。
11:40~11:50  休憩  ―質問・交流ルーム―

11:50~12:40  昼食休憩

12:40~13:40「UV/EB硬化モノマーおよびオリゴマー」大阪有機化学工業株式会社 飯塚 大輔
紫外線(UV)/電子線(EB)硬化材料は,UVやEBを照射することで硬化する材料である。特徴として、硬化速度が速い、耐熱性や耐溶剤性に優れる、等が挙げられる。アクリレートを中心としたモノマーやオリゴマーをご紹介する。
13:40~13:50  休憩  ―質問・交流ルーム―

13:50~14:50「EBプロセスのメリットとその応用展開」早稲田大学 鷲尾 方一
本講座では、EB(電子線)を使ったプロセスの有用性を理解してもらえるよう、放射線応用の歴史を概観し、その後、放射線(EB)誘起反応の基礎と実際のもの創りのための応用技術について概説します。
14:50~15:00  休憩  ―質問・交流ルーム―

15:00~16:00「UV・EB照射装置の基礎と比較」岩崎電気株式会社 木下 忍
エネルギーの有効利用が求められている今、処理にマッチングする照射装置選定は重要である。そこで、UV,EBは類似の応用が多いが、エネルギーの考え方、硬化のメカニズムの違い等を含めた基礎と最適な装置選定のポイントなどを解説する。
16:00~16:10 休憩  ―質問・交流ルーム―

16:10~17:10「回転型レオメーターを用いた粘弾性測定の基礎と光硬化性樹脂への応用」
                         ティー・エイ・インスツルメント株式会社 高野 雅嘉
回転型レオメーターを用いた粘弾性測定の原理を紹介し、光硬化性樹脂用アクセサリを活用した評価手法を解説する。材料の粘弾性特性を理解することで、最適なプロセス条件と材料設計への応用可能性を示す。
17:10~17:20  休憩  ―質問・交流ルーム―

※プログラムは変更になる場合がございます。

※入門講座参加申込は、現在準備中です。メールにてご案内させていただきます。


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